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寝て朝起きたらドル建て
金融資産が増えていました。
ブログ主の金融資産はドル建てが70%を占めていますのでドル高になると恩恵を受けちゃうんですよね。
おまけに昨日はPFの一角を占めるGoogleが10%近く株価上昇しましたので嬉しい限りです。
しかしながら一人の日本国民であり円で生活している以上最近の急激な円安は気になるところです。
1日で2円上昇。
そもそも円高と円安のメリットとデメリットはなんぞや?と考えますと…。
円高のメリットは、円の購買力を国際的に引き上げるとともに、輸入品を通じて国内物価を引き下げる効果が期待できます。また、外国製品が安く買え、海外の投資資金が流入し債権や株式の価格を押し上げます。円高のデメリットは、日本からの輸出製品が値上がりし、日本製品の国際競争力が低下します。また、外貨建ての資産が目減りします。
https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-g/3826/#:~:text=%E5%86%86%E5%AE%89%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AF,%E3%81%AE%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%81%8C%E4%B8%8B%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
円安のメリットは、外貨建ての資産価値が高まり、輸出製品の海外での価格が下がって輸出産業は好調になります。円安のデメリットは外国製品が高くなり、海外へ投資資金が流出し債権や株式の価格が下がります。
急激な円高は確かに望ましくないですが、一応曲がりなりにも貿易立国であり国内工業生産回帰を目指している日本にとっては円安はメリットなんですよね。
円高だった時代を見てみますとバブル経済崩壊が極まってきた1995年前後、ドットコムバブル崩壊の2000年前後、アベノミクス開始前の日本経済低迷期に円は76円~77円と最高値の円高になっています。
その間日本にあった工場はどんどん海外移転し国内産業が空洞化していきました。
ブログ主は氷河期世代なのでめっちゃわかります、うちとこの地方にあった工場も次々に閉鎖されていって中国や東南アジアへ移転していきました。そして地方はさらに疲弊。
そもそもバブル崩壊の発端となった1985年のプラザ合意は基軸通貨であるドルに対して、参加各国の通貨を一律10~12%の幅で切り上げる為に、外国為替市場で協調介入を行うというもので、最大の目的は、ドル安によって米国の輸出競争力を高め、貿易赤字を減らすことにあったわけです。
急激に進んだ円高に対応するために日本が金融緩和を進め、バブル経済が発生したと。
それまでは日本は円安に金利高で定期預金をしておくだけで年8%もの金利でお金を増やすことができたわけで…以前父の当時の定期預金通帳を見せてもらったことがありますが羨ましい限りでしたw
少し話が逸れましたが日銀と日本政府も国内工業生産回帰という流れを受けて現時点では特に介入はしないということなのかなと思います。
ここ1年でもTSMCの工場が熊本に建設されたりアジアのハブとなるビッグテックのデータセンターが日本に集積されたりと外資・国内企業の日本への投資ラッシュをさらに推し進める方針なのではないでしょうか。
円高の時は日本は金融・観光立国になる!!とか言っていましたよね…しかしコロナショック、ロシアのウクライナ侵攻、中国の台湾進攻の可能性、中東情勢などを考えると金融・観光ほど砂上の楼閣な産業はないとあらためてわかったのではないでしょうか。
原点回帰、産業・現物に勝るものなし。
人口減少によりジャパンアズナンバーワンに回帰することはないでしょうが、50年以内はそこそこいけるのではないかと思います。
また、今はドル高ですがコロナ時には一気に円高になったように何かのきっかけで円高にふれることはままあるわけですから円安が永遠に続くかのような悲観をする必要はないかと。
そういえばリーマンショックの時は「アメリカは終った」論調になり、日本の方が遥かに株安で経済状況が悪いにも関わらず一気に円高ドル安になり海外アーティストが円でギャラ支払いをするよう依頼があった時代もありましたから。
しかしながら一庶民の対策としては円建・ドル建の資産を50%づつ保有しておくなど臨機応変に対応しておくことが大事かもしれませんね。
そして何かのきっかけで一気に円高ドル安になればその時円をドル転すればよろしい(いつくるのか?w)
以上、円安でも必要以上に「日本オワタ」などと悲観することはないというお話でした。
そして来週もビッグテックの決算が目白押しです。
4月30日(火)Amazon
5月2日(木)Apple
いずれもアフターに決算発表でここでどうなるか流れが変わりそうです。
(特に中国市場の売り上げが厳しいといわれているAppleが気になります)
Early look at the largest stocks that report earnings next week
— Evan (@StockMKTNewz) April 26, 2024
Apple $AAPL
Amazon $AMZN
Eli Lilly $LLY
Mastercard $MA
Novo Nordisk $NVO
Coca-Cola $KO$AMD
Shell $SHEL
Linde $LIN
McDonald's $MCD
Qualcomm $QCOM$HSBC
Conoco Phillips $COP
Amgen $AMGN
Pfizer $PFE
Eaton $ETN
Stryker… pic.twitter.com/Js6GN7KEZH
👇円安は円安でも徐々になってくれるとまだいいのだがと思うブログ主。
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