👇ポチッと押していただけたらうれしいです!
にほんブログ村
こんにちは。
我らがGPF「年金積立金管理運用独立行政法人」。
世界最大の機関投資家で「クジラ」と呼ばれる存在でありますが、ここ数年の株高の恩恵を受けておおむね50年は取り崩す必要がない資金となっているとのこと。
過去には年金基金の財政状況が危ぶまれていましたがこれは安心。
ブログ主は介護をしているのでよくわかりますが、高齢になって自分の判断能力が衰えた時に年金証書1枚で施設に入所出来たり金額を算出できるのは最強なんですよね。
#GPIF がお預かりしている #年金積立金 は、2019年に厚生労働省が実施した公的年金の財政検証によると、おおむね50年程度は取り崩す必要が生じない資金です。このため、一時的な市場の変動に過度にとらわれず長期目線に立った運用を行っていくことが重要です。詳しくはHPへ☞https://t.co/Wgh0bot3wT pic.twitter.com/R4ecWCfSwI
— GPIF (@gpiftweets) March 20, 2024
GPIFの公式WEBは長期投資家にとってとても参考になることが沢山書いてあるのでおすすめしたい。
先日もこのような興味深い検証記事を上げてくださっていました。
プロ中のプロであるGPIFが検証したのですから間違いない!w
お題は
2000年末に代表的な資産にそれぞれ100万円を投資して保有し続けた場合、2022年末にいくらになったか?
株式や債券の運用によって得られる収益は、長期的に見れば、世界の経済活動などに資金を提供する対価として、元手を増やすことができています。2000年末に代表的な資産にそれぞれ100万円を投資して保有し続けた場合、2022年末にいくらになったでしょうか。 詳しくはこちらへ☞https://t.co/eGgEoZEJIM pic.twitter.com/zLlDI629ol
— GPIF (@gpiftweets) April 4, 2024
〇長期的な観点からの運用(GPIF公式WEB)
株式や債券の運用によって得られる収益(儲け)は、短い期間ではプラスやマイナスに大きく振れる可能性がありますが、長期的に見れば、世界の経済活動などに資金を提供する対価として、元手を増やすことができています。GPIFによる年金積立金の運用は、株式や債券などの資産を長期にわたって持ち続ける「長期運用」によって、安定的な収益を得ることを目指しています。
下のグラフは、1969年末に「国内債券」「国内株式」「外国債券」「外国株式」にそれぞれ100万円を投資して保有し続けた場合、2022年末にいくらになったかを示しています。
なんと53年間で
外国株式 51倍
国内株式 24倍
国内債券 11倍
外国債券 5倍
に達しております!
大学卒業後就職して貯金し、25歳で100万円投資したとすると何もしなくても78歳で老後必要な資金を貯めてしまうことができます。
78歳までいかなくても60歳~65歳あたりでもう十分ですよね。
これがNISAなら非課税になりますし最高。
今の20代~30代の方々が羨ましい。
ただ、1963年からというのは特に日本は人口増+高度成長期時代で株も債権も右肩上がりの時代でしたからこれから投資を始める場合はあまり参考にならないかも?
ということで、さすがのGPIF様は直近約20年のデータも算出されております。
こちらは2000年末に投資を開始した場合のグラフです。
リーマンショックを挟んでつらい時期もありますが最終的には素晴らしい結果に。
22年間放置するだけで
外国株式 4.4倍
国内株式 2.5倍
国内債券 1.3倍
外国債券 2.5倍
という結果に。
25歳で100万円投資したとすると、
47歳で
外国株式 440万円
国内株式 250万円
国内債券 130万円
外国債券 250万円
という計算に。
実家が太くないお若い方が自分で貯金して投資できそうな現実的な額として
500万円だとどうなるか?
25歳で500万円投資したとすると
47歳でなんと!
外国株式 2200万円
国内株式 1250万円
国内債券 650万円
外国債券 1250万円
になるとは!
羨ましい。
47歳時点でこれですから、このまま放置すれば定年時には老後資金が完全に賄えてしまいます。
しかも全部NISAに突っ込んでおけば全て非課税。
問題なし。
今の20代~30代の方々羨ましい(定期)。
このグラフを見ますと老後資金として考えると国内債権の運用も一部有りだなと思いますよね。
特にリーマンショック時の値動きは国内債券をある程度持っておけば心の平安を得られそう。
ただ、これはあくまで以下の平均的な株価に投資し続けた場合の結果であって、老後資金については平均株価の投資信託をいかに持ち続けることが大事かがわかります。
国内株式:TOPIX(東証一部時価総額加重平均収益率)
外国株式:MSCIコクサイ(グロス、円ベース)
国内債券:野村BPI総合
外国債券:1984年12月以前はイボットソン・アソシエイツ・ジャパン外国債券ポートフォリオ(円ベース)、1985年1月以降はFTSE世界国債(除く日本、円ベース)
そして、1969年からと2000年から投資した場合の比較でも外国株式の方が倍率が高いことにも注目。
比較の結果、外国株式の方が勝っているという結果に。
もちろん税金額の違いはありますけど、それを差し引いても外国株式の方が高いことはやはり留意しておきたい。
でも個人的には国内株式もTOPIX連動投信ならいいのではと思っています。
そして、老後資金だけではなく現役時代に使えるお金を少しでも増やしたいのなら努力してポートフォリオを工夫したり個別株に挑戦したりする必要もあるんですよなあ。
それが上手くいくかどうかは運や時期も大きく作用されるとは思いますが…。
そしてこの検証を見て、
あらためて
私もS&P500を中心に主に大型株を購入して資産をアップさせていくぞという気持ちになりました!
👇自分も資産形成がんばるぞというかたは
ポチッと押していただけたらうれしいです!
にほんブログ村