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米国株投資家にとって今から重要になってくる一大イベントといえば…。
米国大統領選挙。
もしトラかバイデン再選かによって米国政治のみならず、米国経済、特に今経済に大きな影響を及ぼしている金利がどうなるか変わってくる(そして円安も)のでその動向は気になるところです。
信頼性が高いニッセイ基礎研究所様が
米大統領選挙に絡めて
・米国労働市場の減速の動向
・賃金上昇圧力(インフレ)の動向
・トランプ大統領当選の場合の賃金上昇圧力(インフレ)と金利の動向
について分析されていて、とても参考になりましたのでご紹介します。
内容が難しいように思いますが、ぶっちゃけ最後の「3 今後の見通し」にまとめてありますのでそこを重点的に読めばよいかと。
足元でインフレが上振れするなどFRBの物価目標達成時期が見通せない中、現在の引締め的な金融政策が長期間継続するとみられることから、労働需要は今後も低下基調が持続する可能性が高く、労働市場の減速傾向は続くとみられる。
一方、移民労働力の増加に伴い労働供給には改善がみられており、今後も移民労働力の流入が継続する場合には長期に亘ってプライムエイジの労働力人口は増加が見込まれるため、労働供給の回復も続くだろう。
この結果、労働需給の緩和から賃金上昇率の低下基調が持続することが予想される。もっとも、11月の大統領選挙でトランプ前大統領が再選される場合、同氏は選挙公約として南部国境を封鎖し、移民を数百万人削減する方針を示しているため、流入移民数の減少から労働供給の回復が遅れ、労働需給の逼迫が長期化することで賃金が高止まりする可能性が高まるとみられる。また、賃金の高止まりはFRBの金融引締めがさらに長期化することにより、米経済への影響が懸念される。
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=78449?pno=2&site=nli
【現時点】
今後の移民労働力の流入が続くなら労働需給の緩和から賃金上昇率の低下基調が持続する見込み
👇
インフレ鈍化→金利低下
【トランプ大統領当選の場合】
公約により移民労働力の流入が減少、労働需給のひっ迫が長期化することで賃金高止まりの見込み
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インフレ継続→金利高止まり→米国経済へ影響
ということで、バイデン政権継続なら金利低下、トランプ大統領当選なら長期で金利高止まりになる可能性が高いとのことで米国株に投資している身としては見逃すことができない超重要事項ですよね。
もしトラでも影響が出始めるのは来年か再来年もしれませんね、最近はトランプ大統領・バイデン大統領とも大統領就任2年目に株価が大幅に下がるサイクルになっているようです。
とりあえず、どちらに転んでもいいようにブログ主は余裕資金をある程度保持しておこうと思います。
👇アメリカの政治に首をつっこむ権利も義務もないので余裕資金を持って待機するのみ。
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